2020/05/08
全市民にマスク配付、1人1枚
香港では新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行状況が緩和されつつあるが、特区政府は全市民へのマスク配付を計画していることが分かった。 5月4日付香港各紙によると、政府の防疫専門家顧問を務める香港大学微生物学系の袁国勇・教授は3日、政府が市民に繰り返し使えるマスクの配付を計画していることを明らかにした。マスクは香港紡織及成衣研発中心(HKRITA)が研究開発したもので、フィルターを含め60回洗うことができ、すでに少なくとも700万枚生産されているという。 特区政府創新及科技局は3日、メディアの問い合わせに回答し、林鄭月娥・行政長官が2月に「防疫抗疫基金」を利用して繰り返し使えるマスクの研究開発と生産に資金援助し、市民1人に1枚配付することを目標にすると発表していたと説明。同局の準備作業は最終段階に入っており、間もなく詳細を発表すると述べた。 特区政府が全市民への配付を計画しているマスクの詳細が分かった。 5月4日付香港各紙によると、このマスクは香港紡織及成衣研発中心(HKRITA)が早くから研究開発していたもので、水洗いで使い回しでき、空気中の微細粒子、細菌、ウイ 続きを読む
2020/05/06
約4億1600万枚のフェイスマスクを輸出
税関総局によると、ベトナムは、年初から4月19日までに4億1570万枚のフェイスマスク(6319万米ドル相当)を輸出した。 4 月 1 日から 19 日までの間に 3 億 4400 万米ドル相当のマスクが 8819 万枚輸出されており、そのうち 5130 万枚は贈答品や寄付であった。 この間、ベトナム製マスクの輸入量が最も多かったのは日本で3270万枚、次いで韓国、ドイツ、アメリカがそれぞれ1710万枚、1110万枚、1040万枚であった。 4月初旬、グエン・スアン・フック首相は、医療用マスクと防護服の輸出について、備蓄を含めた国内需要を満たすことができれば輸出を認めた。 これらの製品は、新型コロナウイルス大流行の被害を受けた国にしか輸出できない。 保健省の数字によると、医療用マスクや防護服を生産している企業はベトナム国内に約68社ある。衣料品会社の中には、布製マスク以外にも医療用マスクの生産に投資している会社もあり、例えば、Garment 10 Corporation株式会社やTNG投資貿易株式会社などがある。 EUのベトナム貿易事務所は、技術基準に従わない医 続きを読む
2020/05/04
直行便、減便相次ぐ 航空各社 ANAは減便・運休継続
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本とインドネシアの直行便を運航する航空各社が5月から減便を発表している。全日空(ANA)は、成田─ジャカルタ間の減便と、羽田─ジャカルタ間の運休を継続する。 日本航空(JAL)はジャカルタ~成田線について、5月1~31日の期間、週2便に減便する。ジャカルタ発のJL726便は木、日曜発、成田発のJL725便は水、土曜発となる。 ガルーダ・インドネシア航空はデンパサール─大阪間を5月1日~31日まで運休。ジャカルタ─羽田の直行便は27日(羽田発は28日まで)まで週2便体制となる。ジャカルタ発のGA874便が水、日曜発で、羽田発のGA875便は月、木曜発となる。ジャカルタ─大阪間も30日まで(大阪発は31日まで)、週2便体制となる。ジャカルタ発のGA888便が火、土曜発。大阪発のGA889便が水、日曜発となる。 全日本空(ANA)は22日、5月31日(ジャカルタ発は6月1日)まで減便を継続すると発表。ジャカルタ─成田間は週4便運航で、ジャカルタ発のNH836便が月、水、金、土曜発で、成田発のNH835便が火、木、金、日曜発となる。 ジャカ 続きを読む
中国本土からの入境者の検疫を延長
特区政府は4月28日、中国本土からの入境者に対する検疫措置の延長を発表した。 29日付香港各紙によると、中国本土、マカオ、台湾からの入境者に強制検疫を義務付ける措置は5月7日に期限が到来するが、政府は6月7日まで延長すると発表。ただし越境学童と関連サービス提供者、香港の経済発展の利益にかなった生産活動に従事するビジネス関係者の2種類は免除する。 政府は2月7日、「香港に到着した人の強制検疫規定」を官報に掲載し、8日から本土から入境または過去14日以内に本土に滞在した人は14日間の強制検疫を受けることとし、その後同様の措置をマカオ・台湾からの入境者にも義務付け、規定は5月7日に失効する予定となっていた。 特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は同規定を6月7日まで延長し、4月29日午前零時に発効と発表。新たに加わる2種類の免除対象者は先に免除申請を行うこととし、詳細については関連部門が業界への諮問を経て決定するという。香港の経済発展の利益にかなった生産活動に従事するビジネス関係者については工業貿易署が詳細を発表する。本土に工場を設置しているビジネスマンや専門家が対象となるもようだ 続きを読む
2020/04/29
新型コロナウイルスの影響で小売店がネット販売を強化
ベトナムの小売業は、新型コロナウイルス大流行の影響でオンラインショッピングを頻繁に行う顧客が増えているため、より良いサービスを提供するために積極的に適応している。 ニールセンリサーチベトナムが実施した最近の調査では、新型コロナが顧客の行動に深刻な影響を与えたことが示されている。顧客は現在、必須アイテムを保管し、オンラインショッピングを頻繁に行うことで人混みを避けている。 ニールセンの調査では、大多数の回答者が、新型コロナウイルス大流行が終わった後もオンラインショッピングを続けると答えている。 電子機器小売業のMediamartは30~40%の減収を発表しているが、ショッピングモールのAeon Vietnamは20~35%の客数減少を記録しており、それでも買い物をする人の多くは加工食品、乾物、フェイスマスク、ハンドサニタイザーなどを購入しているという。 この動きに対応して、スーパーマーケットチェーンのVinmartは、より多くのオンライン買い物客に対応するために、3月上旬にソフトウェアを更新した。 この小売ネットワークは、アプリ、ウェブサイト、ホットラインを介して、3つの販売プラットフォ 続きを読む
2020/04/27
タイへの国際旅客便の飛行禁止期間を2020年5月31日まで延長
タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand<CAAT>)は2020年4月27日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のための措置として、引き続き2020年5月31日まで、タイへ到着する国際旅客便の運航を禁止すると発表しました。 この措置は4月4日に実施され、4月6日までの予定が4月30日まで延長となり、さらに5月31日まで延長となりました。 なおフライトの禁止は政府及び軍用の航空機、緊急着陸を行う航空機、乗客の降機を伴わない,給油目的の着陸を行う航空機、人道支援目的,医療目的もしくはCOVID-19感染者を支援するための物品輸送を行う航空機、本国送還のため飛行が許可されている航空機、貨物輸送には適用されません。 参考文献:DIGIMA
2020/04/24
5人以上集まるの禁止を14日延長
林鄭月娥・行政長官は4月21日、5人以上集まるのを禁止するなどの新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)拡散防止措置を2週間延長すると発表した。 同日の香港メディアによると、林鄭長官は前日に新たに確認された新型コロナ感染者が1カ月半ぶりにゼロだったものの、防疫措置を緩めてはならないと強調。23日に期限となっていた防疫措置を14日間延長し、5月7日まで続けることにした。 維持される措置には5人以上で集まることの禁止や娯楽施設の暫定休業、飲食店に関する規定などが含まれている。詳細は特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長が説明。各種制限が延長される一方、飲食店の顧客の入店者数が定員の半分を超えてはならないとの規定は23日から撤廃すると発表した。 飲食業界にはテーブルの間を1.5メートル空けて1テーブルは4人以下、バーや居酒屋は休業の措置を継続。ゲームセンター、フィットネスセンター、カラオケ、雀荘、美容サロンなどの休業も継続する。飲食業の規定違反は20日までに34件が起訴された。 参考文献:DIGIMA
2020/04/22
トヨタとダイハツ、生産停止延長 日系主要社、軒並み停止も
トヨタ自動車とダイハツ工業のインドネシア製造会社は16日、生産停止を延長すると発表した。トヨタが13日から17日まで、ダイハツは10日から17日までだったが、いずれも24日までになった。新型コロナウイルスの感染拡大による需要減少や、首都圏における「社会的大規模制限(PSBB)」の実施を受けた対応。 CNNインドネシアによると、三菱ブランドの乗用車などを製造する三菱モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)も生産停止を計画。スズキとホンダも24日までの停止を発表しており、三菱が止めれば販売台数で国内上位5位までを占める日系ブランドが、軒並み生産を停止する形になる。 インドネシアでの感染者数は6575人(19日時点)で、東南アジア最大になった。 国内の自動車販売台数は、感染が拡大した3月に前年同月比33・9%減の6万447台になり、深刻な打撃を受けている。収束の兆しは見えず、各社で引き続き延長が重ねられる可能性がある。 参考文献:DIGIMA
2020/04/20
香港エクスプレス、運休期間を延長
香港エクスプレスは4月15日、フライトの運休延長を発表した。 同日の香港メディアによると、同社は新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行とアジア各国・地域で入境制限が行われていることに対応したフライト運休を6月18日まで延長すると発表。 新型コロナ流行状況に留意しながら6月19日からのフライト再開を計画しており、同社のウェブサイトでは引き続き19日以上のチケットは販売している。影響を受けた顧客には柔軟に対処し、出発日や路線の変更、キャンセルによる全額返済にも応じているという。 参考文献:DIGIMA
2020/04/17
成田−ジャカルタ減便 羽田便は運休延長 全日空
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全日空は1日1往復している成田─ジャカルタ間の直行便を20日から、週4便に減便する。また、4月2日から全便運休している羽田─ジャカルタの直行便は、24日までだった運休期間を延長する。 成田発ジャカルタ行きのNH835便は4月21、23、24、26、30日、5月1、3、5日、ジャカルタ発成田行きのNH836便は4月22、24、25、27、29日、5月1、2、4、6日にそれぞれ運航する。NH835便は5月7日から、NH836便は5月8日から毎日運航する予定。 参考文献:DIGIMA