「 マレーシア 」 一覧
2019/12/09
Googleマレーシア- 6%のデジタル税徴収 2020年1月より

グーグルマレーシア(Google Malaysia)が、2020年1月1日より「G Suite」のサービスに対して6%のデジタル税(Digital Tax)を徴収すると発表した。 Googleのサービスのうち、Google PlayやYouTubeプレミアムなどその他のサービスの関してはまだ発表されていないが、今後、価格変更に関しての連絡はメールで行われるという。 マレーシア政府は、2020年度予算案でマレーシア国外に拠点があり、マレーシア国内の消費者にサービスを提供しているデジタルサービスプロバイダーに6%のデジタル税を課すことを決定している。 対象となるのは、音楽や動画、ゲーム、アプリケーションなどのストリーミング/ダウンロ―ドサービスを提供している年間の売上が50万リンギット以上の企業で、Google以外では、Apple、Netflix、Spotify、Steam、Adobeなども対象となる。 該当する企業はマレーシア政府に登録し、四半期ごとに納税する義務が生じる。違反した場合は最高で5万リンギットの罰金が科される。 現在、米仏間の争いに発展しているデジタル税は、 続きを読む
2019/12/04
パナソニック-アルカリイオン浄水器でマレーシアのJAKIMハラル認証を取得
パナソニック株式会社のマレーシア向けアルカリイオン整水器・浄水器・交換用カートリッジ計18品番が、ハラール認証を取得した。11月27日、パナソニックが公式ウェブサイトで発表した。 パナソニックの現地販売会社であるパナソニックマレーシアが事業者としてJAKIMより認証を受け、滋賀県彦根市にあるパナソニックの工場と協力会社で製造したマレーシア向けの機器にハラル認証マークを表示する。 日本国内で製造する家電製品がマレーシア連邦政府総理府 イスラム開発庁(JAKIM)による認証を取得するのは初めてのことだという。 参考文献:DIGIMA
2019/11/27
エアアジア-4年ぶりに成田-クアラルンプール線に再就航

エアアジアは、11月20日、東京(成田)ークアラルンプール線の運航を開始した。2015年8月に運休してから約4年ぶりの運航再開となる。 同路線は、エアバスA330型機(377席)で、週4往復8便運航する。 エアアジアでは、就航を記念して座席数限定でプロモーションを実施。 スタンダードシート 片道 RM539/15,900円~ プレミアム・フラットベッド 片道 RM1499/40,900円~ (諸税込み/BIGメンバー向け料金) 販売期間は11月20日(水)から12月1日(日)まで、 対象搭乗期間は11月20日(水)から3月28日(土)までとなっている。 参考文献:DIGIMA
2019/11/13
バイクの配車サービスー来年1月から試験的に開始へ

Grabのモーターバイク版のようなバイクの配車サービスが合法化に向けて本格的に動き出した。 11月5日、アンソニー・ローク運輸相は、2020年1月よりモーターバイクの配車サービスをパイロットプロジェクトとして始めることを認めると述べた。 パイロットプロジェクトは、需要分析などに必要なデータを集めるため、首都クアラルンプールとその近郊のクランバレーの地域に限定し、6カ月間の予定で実施される。 バイクの配車サービスには、車の配車サービスと似たような規制が導入される見通しだ。 バイクタクシーは、インドネシアやタイなどでは一般的なサービスだ。 マレーシアではこれまでバイクタクシーは統計的に見て危険であるとして合法化されてこなかった。 今回の合法化には、自宅から駅までの「ファーストマイル」や、駅から目的地までの「ラストマイル」など近距離の移動にバイクタクシーを活用することで公共交通機関の利用者を増やす狙いがある。 Grabはタイやインドネシアなどではすでにバイクの配車サービスを始めている。 また、インドネシア配車サービス大手のGojekもマレーシア市場への参入を「決定 続きを読む
エアアジアが那覇に就航-台北経由でマレーシアへ

運航開始は来年1月22日 – 就航記念として那覇-台北を2999円で本日販売開始 エアアジアX(本社:マレーシア)は、沖縄(那覇)ー台北(桃園)ークアラルンプール線の運航を2020年1月22日(水)から開始する。 エアアジアXグループの沖縄(那覇)線就航は初めて。 東京(羽田・成田)、大阪(関西)、札幌(新千歳)、福岡、名古屋に続く、6番目の日本の就航地となる。 那覇-台北-クアラルンプールの路線は、週4往復8便運航する。 航空券の販売開始は10月31日(木)13:00から。 運航開始は1月22日(水)を予定している。 就航を記念して、エアアジアでは、沖縄(那覇)ー台北(桃園)線を片道2,999円(BIGメンバー向け価格/座席数限定、諸条件適用)で販売する。 予約期間は、10月31日(木)13:00~11月2日(土)。対象搭乗期間は、2020年1月22日(水)~3月27日(金)。 参考文献:DIGIMA
2019/10/26
独身の日11.11セール-Shopeeが7ヵ国でスタート

マレーシアはじめ東南アジアで人気のECサイト「Shopee」が、マレーシアでは10月24日から「11.11 Big Sale」をスタート。 割引やお得なバウチャーなどのプロモーションが日替わりで登場するほか、11リンギット以上購入すると送料が無料になるバウチャーも用意されている。 さらに、11.11セール終了後は、11月12日から「Thank you Sale」というプロモーションも予定しているという。 11月11日「独身の日 Signle’s Day」のセールは、中国や東南アジアで年を追うごとに売り上げを伸ばし、毎年恒例のセールになりつつある。日本では、ソフトバンクグループが「いい買い物の日」というセールをここ数年開催している。 Shopeeの「11.11セール」は、マレーシアのほか、シンガポール、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、台湾で開催される。 Shopeeによると、昨年2018年度の「11.11セール」の注文数は1100万件。これは、「11.11セール」を初めて実施した2016年度の24倍だという。 参考文献:DIGIMA
2019/10/21
シンガポール発カープールアプリ「Ryde」がKLに進出

シンガポール発のカープールサービス「Ryde」が11月1日からクアラルンプールでサービスを開始する。 シンガポールでは、2018年に運営を開始し、現在2万5000人のドライバーが登録しており、香港でも運営している。クアラルンプールでは2019年末までに5000人のドライバーの登録を目指す。 Grabと似たサービスのようだが、違いは「Rydeは環境のためのサービスであり、営利目的ではない点」(Terence Zou 創業者/CEO)だという。 RydeはシンガポールではGrabと同様の配車サービスも展開しているが、マレーシアでまずスタートするのは通勤などで利用することを想定した「RydePOOL」。 これは、すでに旅程が確定しているドライバーと、同じ旅程の利用者をRydeを通じてマッチングできるサービスだ。Rydeが専業にならないよう、乗客を乗せられるのは1日2回だけという制限が設けられている。 そのほか、ペットが同乗できる「RydePET」も同時にローンチする。 GrabはシンガポールではGrabPETのサービスを開始しているが、マレーシアでは始まっていないため差別 続きを読む
2019/07/15
NTT西日本のグループ会社、マレーシアのドローン企業と業務提携

NTT西日本グループ傘下の、ドローンを活用したインフラ点検ソリューションを提供する株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(本社:大阪市、以下JIW)とマレーシア発のドローンソリューションカンパニーであるAerodyne Group(本社:クアラルンプール、以下Aerodyne)が業務提携を発表した。 JIWは、NTT西日本グループが保有する情報通信インフラの維持管理ノウハウと、ドローンを活用した点検実績を強みとした事業を行うべく、2019年4月1日に設立。現在、鉄塔・橋梁・法面等各種インフラの点検サービスを展開している。 日本国内の送配電設備分野におけるインフラ点検は、設備の高経年化・保守点検員不足等により、高品質な点検の整備が課題となっている。ドローンは、その関連技術の進展に伴い、作業従事者の安全確保と時間短縮につながるソリューションとして注目されているが、日本の送配電設備分野における点検には法規制の問題と技術的な課題から、ドローン導入が進んでいないという。 一方、Aerodyneはクアラルンプールで2014年に創業。アジアを中心に世界25か国で様々なインフラの点検実績 続きを読む
2019/04/24
GrabFood-ペナンやマラッカなど5都市にサービス拡大

配車サービスのGrabマレーシアによると、同社が提供するフードデリバリーサービス「GrabFood」がペナン、マラッカ、ジョホールバル、クチン(サラワク州)、コタキナバル(サバ州)の5都市でも4月22日から開始される。 GrabFoodは、マレーシアでは2018年5月に首都クアラルンプールとその近郊でスタート。これまで200万回のデリバリーの注文を受けたという。 配車アプリの「Grab」とフードデリバリーアプリの「GrabFood」はこれまで別々にインストールする必要があったが、4月17日からはシステムが統合され「Grab」アプリからフードデリバリーの注文ができるようになった。 Grabのポイントシステム「GrabReward」の割引を使ったり、Grabアプリのチャットシステムを通じてドライバーと細かいやりとりをすることもできる。 参考文献:DIGIMA
マレーシア―シンガポール間の高速鉄道計画 2020年5月末の延期で合意

シンガポール、マレーシア両国政府は、クアラルンプールとジュロン・ウエストを結ぶ高速鉄道(HSR)について、2020年5月30日までの2年間の実施延期で合意し、マレーシアのモハメド・アズミン経済相とシンガポールのコー・ブンワン運輸相が協定書に署名した。 この結果、運行開始は当初予定の26年末から、31年1月1日に4年間ずれ込む。開始の遅れが2年でなく4年になることについて、シンガポール運輸省は、入札のやり直し、追加の技術作業が生じるためと説明した。 工事延期を申し入れたのはマレーシア側で、マレーシア政府は延期に伴い生じる経費として1,500万Sドル(約12億1,500万円)の賠償金をシンガポールに払う。シンガポール側は既に、2,500万Sドル(約20億2,500万円)を同事業に支出している。 コー運輸相は「延期で多くの人が落胆したと思うが、少なくとも先行きが以前より明確になった」とフェイスブックに投稿した。 マレーシアで5月に実施された総選挙で政権交代が起き、HSR事業が停止していた。 マレーシアの行政首都プトラジャヤで行われた調印式後の記者会見でモハメド・アズミン氏 続きを読む