2021/02/03
政府がワクチン情報サイトを開設

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)のワクチン第1陣が早ければ2月末に香港に供給されるのを控え、特区政府は1月29日、市民にワクチン関連の情報を提供するウェブサイトを開設した。 30日付香港各紙によると、同ウェブサイトは後にワクチン接種のネット予約システムと連結し、市民のワクチン接種予約の便宜が図られる。多くの人はワクチンを接種して電子記録を得た後、香港から他の地域に旅行できるかどうかに関心を持っている。 だが特区政府食物及衛生局の徐徳義・副局長は「ワクチン接種は防疫措置を緩和または引き締める唯一の条件ではない」と述べ、総合的な要素を検討すると指摘した。 参考文献:DIGIMA
2021/02/01
たばこ増税スタート 1日から 平均12.5%
政府は1日、たばこ税を平均12・5%引き上げた。増税理由についてスリ・ムルヤニ財務相は昨年12月、新型コロナウイルスの感染拡大で経済低迷が長引く中、国家歳入の増加を図ると説明している。地元メディアが報じた。 政府は、たばこ増税は喫煙者の減少による国民の健康促進も目的としており、増税で21年の生産量は3・2%の減少が見込まれるという。 税率は機械巻きのたばこで最大18・4%、機械巻きの丁子たばこ(クレテック)は最大16・9%、引き上げとなる。 一方、手巻きの丁子たばこ(クレテック)についてスリ財務相は、「製造に携わる15万8千人の労働者の雇用を考慮し、値上げを見送る」とした。 参考文献:DIGIMA
2021/01/29
外国人の入国制限延長 2月8日まで
新型コロナウイルス感染症対策・経済回復委員会のアイルランガ・ハルタルト委員長(経済調整相)はこのほど、インドネシアでの一時滞在許可(KITAS)保持者と定住許可(KITAP)保持者を除く外国人の入国制限を2月8日まで延長すると発表した。地元メディアが報じた。 入国制限は、パンデミック(世界的大流行)に対する予防策に加え、世界的な新型コロナウイルスの変異種が国内に入り、感染拡大を引き起こすことを避けるため1月1日から開始された。延長は2回目。 またスカルノハッタ国際空港(バンテン州タンゲラン)から、1月1日~25日ま入国した外国人は3万3340人だった。この中で米国や中国などから到着した31人が必要なKITASなどの証明書を所持していなかったとして、入国を拒否したという。 参考文献:DIGIMA
2021/01/27
ワクチンパスポート:14日間の隔離検疫なしでタイ旅行を可能に、TAT総裁が提案

既に旅行目的の入国が可能になっているタイ。しかしタイ入国後には新型コロナウイルス感染対策のための14日間(15泊16日)の指定施設での隔離検疫が必要なため、「気軽にタイ旅行」は無理な状況。それがワクチン接種により「気軽にタイ旅行」が可能になるかもしれません。 各報道によるとタイ国政府観光庁(TAT)ユタサック・スパソーン総裁は、観光事業を復活させるために、新型コロナウイルスのワクチン接種をすることで隔離検疫なしでタイ旅行を可能にする、“ワクチンパスポート”の提案をしています。 総裁の提案では、ワクチン接種をした欧米からの旅行者が、早ければ3月から4月のイースター休暇期間に合わせてタイに到着。“ワクチンパスポート”が承認されれば、2021年中に1000万人の旅行者がタイを訪れると予想されます。 タイ国政府観光庁は、他のASEAN諸国の観光局にも、地域全体の観光を刺激するために“ワクチンパスポートモデル”を採用するよう要請するとのことです。 参考文献:DIGIMA
2021/01/25
ドンキ7号店が2月4日にオープン

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループの株式会社パン・パシフィック・リテールマネジメント(香港)は2月4日に「DON DON DONKI アイランドリゾートモール店」をオープンする。 DON DON DONKI は日本製もしくは日本市場向けの商品や、日本産品を低価格で提供するジャパンブランド・スペシャリティストアをコンセプトに、シンガポール・タイ・香港・台湾などの環太平洋エリアにおいて多店舗展開を進めている。 「DON DON DONKI アイランドリゾートモール店」がオープンする小西湾は香港島東部の海沿いに位置するファミリー世帯が多く居住するエリア。そのため同店はDON DON DONKIで人気の高い日本産の生鮮食品のほか、日用消耗品やペット用品を種類豊富に取りそろえ、近隣在住者が日常的 に利用できる店舗を目指す。 昨今の巣ごもり消費の拡大による内食・中食需要の高まりを受け、同店は総菜の品ぞろえに特にこだわっている。自宅で楽しく手巻き寿司を作れる「手巻き寿司セット」のコーナーを展開するほか、トッピングを自由に選べるかつ丼や牛丼を注文でき 続きを読む
2021/01/22
今年は75万台目標 国内自動車販売

インドネシア自動車工業会(ガイキンド)のヨハネス・ナンゴイ会長はこのほど、2021年の国内販売台数の目標を75万台に設定したと地元メディアの取材に対し明らかにした。 20年は53万2027台。前年比で約45%の増加を目指す。 20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、年初に約108万台としていた目標の下方修正を2度にわたり余儀なくされた。最終的に示した52万5千台は達成した。 参考文献:DIGIMA
2021/01/20
市民の57%が収入で生活費賄えず?

香港の富達国際(フィデリティー・インターナショナル)はこのほど、香港市民の財務健康調査の結果を発表した。 1月20日付香港各紙によると、財務健康指数の中央値は65点(100点満点中)で、21%の香港市民が経済状況にストレスを感じており、57%は家計を維持できていないと回答した。また64%は金銭的な目標を達成できておらず、67%は老後の目標を達成できていないと答えた。 市民の7割が借金を抱えており、半数近くの人がクレジットカードによる借金をしており、1人あたり平均3枚のクレジットカードを持っているが、「カード借金」を毎月完済している人は8割近くに過ぎないという。 参考文献:DIGIMA
2021/01/18
昨年53万2027台 自動車販売台数
2020年の国内自動車販売台数(工場出荷ベース)は前年比48・4%減の53万2027台だった。インドネシア自動車工業会(ガイキンド)がこのほど発表した。小売りベースの販売台数や生産台数、輸出台数は発表していない。 減少は新型コロナウイルス感染拡大による消費者購買力の低下が主な要因とされる。ガイキンドは年始に掲げていた目標「前年比5%増(約108万台)」を2度にわたり下方修正。4月に60万台、11月に52万5千台としていた。 20年12月の販売台数は前年同月比34・8%減の5万7129台。前月比では6・1%増だった。 参考文献:DIGIMA
2021/01/15
ショッピングモールが早めに閉店も?

香港の特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長はこのほど、春節(旧正月)を前に家族の集まりなどが増える時期に入り、規制が難しくなることからショッピングモールを早めの時間帯に閉店させる必要性を検討していることを明らかにした。 1月13日の香港メディアによると、ある小売店は「閉店時間にもよるが、午後6時よりも早く閉店してしまうと影響は大きい」とみている。 ワンポアにあるオーガニック製品店のディレクター、謝慶立氏は「平日は仕事の後に買い物をする人が多いので、午後6時から7時30分までがピークで、休日は午後2時から7時までがピーク」と説明。逆に夜の外食禁止後、午後7時半以降はショッピングモールの混雑が緩和され、午後8時に早めに閉店しても営業に影響はないと推察している。 モールが早く閉店すればネット通販市場にメリットがあるかもしれないが、同社は健康食品を販売しており、顧客はネット通販の利用が少ない50歳以上の中高年女性が中心であることや、顧客が近くに住んでいてネット通販の必要がないという。同社の事業はショッピングモール内の唯一の実店舗に依存しており、他の小売店よりも影響は大きいと考えている 続きを読む
2021/01/13
外国人の入国制限 28日まで延長
新型コロナウイルス感染症対策・経済回復委員会のアイルランガ・ハルタルト委員長(経済調整相)は11日、外国人の入国制限を28日まで延長すると発表した。地元メディアが報じた。 ルトノ・マルスディ外相は昨年12月28日、新型コロナウイルスの変異種の世界的な感染拡大を受け、外国人の入国を1月1日~14日まで制限するとしていた。 今回は感染拡大が続く国内状況を受け、アイルランガ委員長は予定していたより2週間先の28日まで延長する決定をした。「すでにジョコウィ大統領から同意も得ている」という。 引き続き、一時滞在許可(KITAS)や定住許可(KITAP)の保持者の入国は例外とされる。 ルトノ・マルスディ外相は昨年12月28日、新型コロナウイルスの変異種の世界的な感染拡大を受け、外国人の入国を1月1日~14日まで制限するとしていた。 今回は感染拡大が続く国内状況を受け、アイルランガ委員長は予定していたより2週間先の28日まで延長する決定をした。「すでにジョコウィ大統領から同意も得ている」という。 引き続き、一時滞在許可(KITAS)や定住許可(KITAP)の保持者の入国は例 続きを読む