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「 香港 」 一覧

2023/05/31

香港

黄色い巨大アヒルが10年ぶり来港

2013年に香港にやって来た巨大な黄色いゴムのアヒル(ラバー・ダック)が10年ぶりに帰って来た。5月26日付香港各紙によると、今回はさらにもう1匹のパートナーを連れて来ており、25日朝に青衣の海上で進水テストを行った。6月にはビクトリア湾に姿を現すとみられ、再びアヒルを見に来る人たちでごった返す見込みだ。2匹の黄色い巨大なゴムのアヒルは25日朝に青衣にある船舶ドック、香港船厰に姿を現した。職員が巨大なアヒルに空気を入れるテストを行った後、クレーンで引き揚げ、午前9時ごろに進水し、汀九橋と青馬大橋一帯の海上に出没した。今回来港したアヒルは高さ18メートルで、10年前のアヒルの16.5メートルより大きくなった。展示を主催するARRは6月1日に詳細を発表する。 参考文献:香港ポスト

2023/05/29

香港

ニトリがメガボックスにオープン

家具・インテリア用品販売のニトリが九龍湾のメガボックスにオープンする。5月24日の香港メディアによると、同店はニトリの香港初の旗艦店となり、9月にオープンする予定だ。メガボックスL6階に開設されるニトリ旗艦店の面積は約2万平方フィート。品ぞろえは豊富で計5500アイテム。中でもお薦めなのはニトリが自社開発したNクール「接触涼感」素材を使った寝具シリーズ。吸水力が高く速乾性があり、抗菌防臭。香港の高温多湿の気候にも適している。同シリーズにはペット用のベッドもある。 参考文献:香港ポスト

2023/05/26

香港

デジタル香港ドルの研究開発が始動

香港金融管理局(HKMA)は5月18日、「デジタル香港ドル」(e―HKD)のパイロットスキーム始動を発表した。19日付香港各紙によると、パイロットスキームでは16社の金融、決済、科学技術界の入選会社が年内に第1段階の14項目の試験を行う。6分野の潜在使用例で詳細研究を行い、11月のフィンテックウイークの期間にテストの経験を発表する。入選リストには香港上海銀行(HSBC)、中国銀行(香港)、スタンダード・チャータード銀行の発券銀行3行のほか、バーチャル銀行の衆安銀行、電子決済企業のアリペイHK、HKTペイメント、新世界発展の関連会社である裕承科金傘下のARTA―Email、中国建設銀行(アジア)、中国工商銀行(アジア)、恒生銀行、富邦銀行、米国の科学技術企業RippleLabs、ビザカード、マスターカードなどが含まれている。デジタル香港ドルがいつから登場するかはまだ予定が確定していない。 参考文献:香港ポスト

2023/05/24

香港

大湾区青年就業、月給5万ドルも

特区政府が2021年に試行を始めた「大湾区青年就業スキーム」は企業が香港の大卒生を雇用し粤港澳大湾区の中国本土側都市で勤務させることを奨励するものだ。5月17日の香港メディアによると、企業は香港の法例に基づいて1万8000ドルを下回らない月給で大卒生を雇用する。特区政府労工及福利局は立法会議員の質疑に書面で回答し、試行スキームの求人期間が終了した21年8月までに企業から計1091件の雇用通知を受け付けたことを明らかにした。約90%は月給1万8000~2万1000ドルで、最高月給は4万9200ドルに上った。業界別では商用サービスが最も多い377人、次いで金融業が286人だった。職種別では専門要員が最も多い484人、次いでマネジャーとエグゼクティブ要員が288人だった。 参考文献:香港ポスト

2023/05/22

香港

公共図書館から民主派書籍を撤去

公共図書館で最近、再び多くの民主派関係者に関連した非政治書籍が撤去されている。5月17日付香港各紙によると、李家超・行政長官は16日の行政会議前の記者会見で、この件に触れた。同措置は香港の情報流通の自由を損なうのではとの問いに対し、李長官は「市民は依然として民間書店で図書館から撤去された書籍を見つけることができる。市民がそれら書籍を購入したければ購入できる。ただし公共図書館に置くことは不適切。それら書籍が宣揚する価値観は香港の公共の利益にそぐわない」と回答。政府は公共図書館内の書籍が香港の公共の利益に合致するのを確保する必要があり、関連部門の担当官のプロフェッショナルな決定だと信じていると説明した。行政会議メンバーも湯家●氏は、該当書籍が撤去されたのは政府の推薦図書ではないからで、該当書籍が「読んではいけない。売買してはいけない」という禁書になったわけではないと強調した。【●=馬へんに華】 参考文献:香港ポスト

2023/05/19

香港

タバコ、増税後1箱70~80ドル

香港の喫煙率は1980年代には23%で、現在は9・5%と決して高くはないが、このほど増税が決まり、タバコ1本につき60セント高くなるという。5月10日の香港メディアによると、かねて財政予算案で提案されたタバコ税の引き上げが立法会で通過した。1本のタバコ税が60セント増、つまり31・48%引き上げられることになった。その他のタバコ製品も税率が同様に引き上げられる。増税後はタバコ1箱の値段が70~80ドルになる見込み。依然他の先進国に比べ値段が安く、増税による喫煙の抑止力は大きくないとしつつも増税を支持する立法会議員がいる一方で、卸売・小売業界代表の議員は増税が喫煙率を下げるとはあまり同意できないと指摘。教育でアピールするべきと述べ、今回の増税はインフレ率を上回っており低所得者たちの負担を生み出すとの考えを示した。当局ではさらなる喫煙率下降を目指し、2025年に7・8%まで下げることを目標としている。 参考文献:香港ポスト

2023/05/17

香港

欧米銀行危機、香港への影響限定的

香港金融管理局(HKMA)の余偉文・総裁はこのほど、欧米の銀行の流動性危機について、香港の銀行システムに対する影響は非常に限定的との見方を示した。5月9日付香港各紙によると、余総裁は「香港の米国地域銀行に対するリスクエクスポージャーはゼロに近い。クレディスイスの香港でのリスクエクスポージャーも限定的。このためリスクはコントロール可能だ」と述べた。香港からの資金流出は見られておらず、3月の総預金残高は0.9%増、香港ドル預金は1.2%増で、第1四半期にはぞれぞれ0.5%増、2.6%増であることを挙げた。だが地政学リスクの緊張または金融市場のさらなる動揺激化でアジア地域は資金流出圧力に直面すると指摘した。 参考文献:香港ポスト

2023/05/15

香港

広州・深セン・中山に老後生活拠点

特区政府は2014年から広東省の老人ホームに入居する香港市民にサービスを提供するパイロットスキームを推進し、2020年にはスキームが恒常化された。5月8日付香港各紙によると、消息筋は政府が早ければ今年夏にスキームの拡大を発表し、広州、深セン、中山の3市にテストエリアを設置して条件を満たした本土の老人ホームに適用することを明らかにした。香港工会連合会(工連会)の黄国・理事長は、本土でも高齢化が現れ、高齢者福祉産業の発展がますます加速して多くの老人ホームが発達すると指摘。ただし政府が本土に高齢者の入居先を設けた後、医療資金援助も推進することによって初めて多くの香港市民が本土で老後を過ごすよう誘導できるとの見方を示した。 参考文献:香港ポスト

2023/05/12

香港

コロナ検査センターは13日に閉鎖

特区政府は5月5日、現在残っている5カ所の新型コロナ・コミュニティー検査センターと検査ステーションは13日に全面的に運営を停止すると発表した。5日の香港メディアによると、これら施設の場所は運営停止後にもともとのコミュニティー・レクリエーション用途に戻る。先に開放された80カ所のコミュニティー・レクリエーション施設の場所はすでにすべて施設管理人に返還された。政府報道官は「社会の全面的正常化と、世界各地で次々と入境前のPCR検査の要求を撤廃していることに伴い、香港のPCR検査サービスの需要は最近、低い水準にまで低下している。資源の有効活用のため、政府は関連コミュニティー検査センターと検査ステーションの閉鎖を決定した」と説明。PCR検査が必要な市民は医療検査機関で行うことができ、政府認可のPCR検査機関のリストはネットで閲覧できるという。 参考文献:香港ポスト

2023/05/10

香港

7月から香港車両の本土乗り入れ可

広東省と香港の両地は「香港車両の中国本土乗り入れ」を7月1日に実現する。5月2日付香港各紙によると、香港の自家用車の車主は6月から申請が可能で、7月から港珠澳大橋を経由して広東省への乗り入れが可能となる。だがスキーム開始初期は申請に枠を設けるとともにネット登録での抽選が必要となる。広東省公安庁は約45万人の香港車主が恩恵を受けるとみている。香港車主は申請が成功すれば有効期限内に予約を通じて本土に複数回出入りすることができ、金属ナンバープレートを付ける必要はない。ただし多くの規定を順守せねばならず、1回の本土乗り入れで滞在期間が30日を超えてはならない。最初の抽選は5月29~30日に行われ、31日に結果発表。当選者はさらに指定の時間(72時間)内に申請しなくてはならない。初期の申請枠は1営業日200個で、第2週には300個に増加、その後は状況を見ながら徐々に申請枠を拡大する。 参考文献:香港ポスト