2022/07/27
消費券第2階段、8月7日から支給

2022年(第2段階)電子消費券スキームの登録が7月23日に締め切られた。同日の香港メディアによると、政府は資格を持つがまだ登録していない市民や、すでに登録してあるが受給する電子決済ツールのアカウントを変更したい市民は急いで手続きするよう呼びかけた。受給用のアカウントを変更する意思のない既存登録者は、政府が6月13日に発表したスキームの資格基準に基づき資格審査を行う。既存登録者にはSMSで審査結果が送られる。SMSは特定の電話番号(6059 1120)から送られるほか、市民はホットライン185000で審査結果を問い合わせることもできる。資格を満たした登録者は8月7日から段階的に電子消費券を受給できる。 参考文献:香港ポスト
2022/07/25
来港者はフライト搭乗前に健康申告

特区政府は7月28日から改良版電子健康申告システムを施行し、香港に来る旅行者に対して事前に健康QRコードを取得するよう要求する。24日の香港メディアによると、政府は2020年6月に電子化健康申告手続きを開始し、来港者に特区政府衛生署のネットシステムを通じて健康申告書を提出しQRコードを取得して来港するようにしている。だが使用する旅行者は少なく、依然として一部旅行者は入境後に健康申告書に記入し、飛行機を降りてから数時間待たされてから検疫ホテルに向かうことになる。香港経済民生連盟(経民連)の林健鋒氏は「現在、旅行者は香港に入境した後、往往にして空港で5時間以上待たなくてはならないが、フライト搭乗前に電子健康申告を完了させることによって入境・検疫の手続きがスムーズになる」と指摘した。 参考文献:香港ポスト
2022/07/22
タクシー初乗り運賃が3ドル値上げ

特区政府運輸署は7月14日、市街地・新界・ランタオ島のタクシー運賃を17日から値上げすると発表した。15日付香港各紙によると、初乗りは市街地が24ドルから27ドルに、新界が20.5ドルから23.5ドルに、ランタオ島が19ドルから22ドルに、それぞれ3ドル引き上げられる。最初の1メーターは0.2ドル、その後は1メーターごとに0.1ドル引き上げられる。市街地タクシーで値上げ幅は13%になるが、業界ではコスト上昇圧力が緩和されて運転手の収入は増える見込みだ。ただし今回承認されたのは業界が要求した値上げ幅の半分であり、業界では新規人材の参入不足が続き将来的に運転手不足になるとみられている。 参考文献:香港ポスト
2022/07/20
隔離必要も約半数の市民が旅行希望

多くの国が外国人の入国を緩和していることから、香港市民の海外旅行意欲が高まっている。7月18日の香港メディアによると、Club Medはこのほど「2022年香港観光動向調査」の調査結果を発表。すべての検疫措置が3カ月以内に緩和される場合、回答者の8割は旅行を予約すると答えた。約4割は緩和の最初の月に旅行すると回答。約5割は在宅またはホテル隔離が必要な状況でも旅行し、うち4割は香港に戻った際にも在宅隔離を受け入れると答えた。目的地については42%が最初の目的地は日本と回答。うち4割が日本のリゾート地を選んだ。東南アジアでは、タイ、バリ、インドネシアが挙がった。 参考文献:香港ポスト
2022/07/18
新杵堂、シティスーパーで販売開始

香港を中心に展開する高級スーパーマーケット「city’ super(シティスーパー)」の香港内全店舗において、新杵堂の人気ロールケーキの販売が7月初旬より開始された。新杵堂の創業は昭和23年(1948年)、栗菓子・創作スイーツを中心とした製造販売している。新杵堂を代表するお菓子『栗きんとん』は、創業からかわらない栗と砂糖のみという極めてシンプルな材料で作る、素朴で自然のままの味わいだ。2016年から2018年と3年連続でモンドセレクション金賞を受賞した。香港での販売商品は、スーパースターロール、北海道十勝ポテトロールケーキ、北海道JA十勝清水町あずきロールケーキとなっている。 参考文献:香港ポスト
2022/07/15
マツキヨ屯門市広場店がオープン

ドラッグチェーンのマツモトキヨシはこのほど、屯門市広場店が7月13日に正式にオープンすると発表した。12日の香港メディアによると、マツモトキヨシ香港店は観塘のAPM店、沙田の新城市広場店に続いて3店目となる。マツモトキヨシは13日から香港の3店舗全店ですべての商品を10%引きにする。期限は別途通知するまで。屯門の新店舗は屯門市広場1期UG025-33。営業時間は午前10時から午後10時までとなる。 参考文献:香港ポスト
2022/07/13
深セン市で8種類の入境者を無制限

中国本土が最近、入境時の隔離検疫を緩和したことを受けて多くの海外留学生が香港を通じて本土に戻っている。7月8日付香港各紙によると、深セン市では8種類の特殊なグループについて人道政策を打ち出し、高齢者、妊婦、児童、家族が重病などの場合や、香港で7日間の隔離を終えて5日以上滞在した海外留学生は1日当たり2000人の入境枠にとらわれないこととなる。直系親族が死亡した者は5日以内の死亡証明があれば出入境の予約を免除される。さらに入境の便宜を図るため、深セン湾口岸の旅客の出入境サービス時間を8日から毎日午前9時から午後8時までに変更。もともとのサービス時間から3時間延長される。 参考文献:香港ポスト
2022/07/11
フライト乗り入れ規制を取りやめ

特区政府は7月7日、即日から香港へのフライト乗り入れ規制を取りやめると発表した。同日の香港メディアによると、政府は初歩的なデータ精査と科学分析を経て、香港到着の旅行者に対するPCR検査をさらに強化することで新型コロナウイルス感染症(COVID―19)感染者の流入を有効に遮断することができるとみなした。政府は公告で、現在の入境時のPCR検査措置ですでに大部分の感染者を発見できており、感染者の流入が香港の新型コロナ流行にもたらすリスクは相当低いことから、現段階でフライト乗り入れ禁止の実施を続けて流入ケースを阻止する効果は大きくないと指摘。さらに香港に戻る留学生のピークであることを考慮したという。ただし入境者が空港、検疫期間、検疫後に行うPCR検査を強化。政府は8日から入境者に対して指定検疫ホテルで検疫中の3日目にPCR検査を行うことを要求する。 参考文献:香港ポスト
2022/07/08
香港故宮文化博物館が正式オープン

香港故宮文化博物館が7月3日に正式オープンした。4日の新華社報道によると、香港故宮文化博物館では北京の故宮博物院の収蔵品から厳選された900点余りの文化財が展示される。中には国家一級文化財166点も含まれる。2日現在、香港故宮文化博物館はオープンから4週間先までの入場券約14万枚のうち85%が販売済み。このうち3万7000枚は特別展入場券で、特別展販売予定枚数の95%を占める。また7月の全水曜日に設けられている無料見学日の予約はすでに満員で、1万1000枚の無料入場券が申し込み済みとなった。特区政府文化体育及旅遊局の楊潤雄・局長は開館式で「香港故宮文化博物館がオープンしたことで、西九文化区の発展が新たな段階に入る。今後、香港故宮文化博物館は香港独自の文化的優位性を生かして中国の物語を語ることができる」と述べた。香港故宮文化博物館はもともと2日に正式オープンする予定だったが、台風チャバの襲来によって1日延期を余儀なくされた。 参考文献:香港ポスト
2022/07/06
コロナ抑制なら来月から出入境再開

香港の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が反復を繰り返し中国本土との出入境再開が無期延期になっているが、市民は1日も早く両地の出入境が再開され、離れ離れになって久しい家族との再会を待ち望んでいる。7月5日付香港各紙によると、特区政府医務衛生局の盧寵茂・局長は4日、公式ブログで「香港の新型コロナ流行が七夕(8月4日)前に抑制され、市民に前倒しで本土にいる家族と団らんしてもらいたい。牽牛と織姫みたいに七夕まで待つ必要はない」と述べた。盧局長は6月に国務院の任命が発表された後、多くの市民、団体、議員からメッセージを受け取り、新型コロナ対策措置や両地の出入境に対する関心と見方を問われたと明かした。盧局長はこれまで香港大学深セン医院院長を務め頻繁に香港と本土を往復していたことから、新型コロナによって領地を往復することが困難になったのを十分理解していると指摘。度々自ら深センの検疫ホテルを予約したが、朝10時に予約受け付けが開始されるが大抵10時1秒で満室になり絶望感を味わったという。多くの家庭で高齢者や子供を本土に置いて世話する者がおらず、夫婦や親子が離れ離れになっている問題から、市 続きを読む