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2023/10/27

香港

高齢者医療バウチャーの適用拡大へ

李家超・行政長官が間もなく発表する施政報告(施政方針演説)では、高齢者医療バウチャーの適用範囲を、低所得者医療や歯科サービスを含めて粤港澳大湾区の中国本土側都市の最高レベル病院に拡大することが提案されるもようだ。10月18日付香港各紙によると、李長官は先に高齢者センターを訪問し、さまざまな年齢や体調の高齢者らと面会し、現在の退職・介護政策や高齢者向けサービスを見直すと述べた。現在、高齢者医療バウチャーは香港域内のほかに香港大学深セン病院とその指定外来診療所でのみ利用可能だが、香港市民が多く住む本土の省や都市にも適用範囲を拡大するよう求める声が上がっている。 施政報告では、大湾区の高齢者に高齢者ケアの選択肢を増やすため、ボーダーを越えた高齢者ケアサービスの拡充を提案しており、その一つとして、医療バウチャーの適用範囲を大湾区の最高レベル病院に拡大することが盛り込まれている。香港工会連合会(工連会)はまず中山、広州、東莞などの最高レベル病院で導入したいと考えている。郭偉強・議員は「香港の医療体制は逼迫しており、待ち時間が長いため、医療バウチャーの対象範囲を拡大することは高齢者にとって確実に役立つだろう」と述べた。

参考文献:香港ポスト

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