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2019/11/13

マレーシア

バイクの配車サービスー来年1月から試験的に開始へ

Grabのモーターバイク版のようなバイクの配車サービスが合法化に向けて本格的に動き出した。

11月5日、アンソニー・ローク運輸相は、2020年1月よりモーターバイクの配車サービスをパイロットプロジェクトとして始めることを認めると述べた。
 
パイロットプロジェクトは、需要分析などに必要なデータを集めるため、首都クアラルンプールとその近郊のクランバレーの地域に限定し、6カ月間の予定で実施される。
 
バイクの配車サービスには、車の配車サービスと似たような規制が導入される見通しだ。
 
バイクタクシーは、インドネシアやタイなどでは一般的なサービスだ。
 
マレーシアではこれまでバイクタクシーは統計的に見て危険であるとして合法化されてこなかった。
 
今回の合法化には、自宅から駅までの「ファーストマイル」や、駅から目的地までの「ラストマイル」など近距離の移動にバイクタクシーを活用することで公共交通機関の利用者を増やす狙いがある。
 
Grabはタイやインドネシアなどではすでにバイクの配車サービスを始めている。
 
また、インドネシア配車サービス大手のGojekもマレーシア市場への参入を「決定してはいない」としつつも表明しており、今後、マレーシアのバイク配車サービスは、GrabとGojekの争いになるとみられる。

参考文献:DIGIMA

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