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2024/02/21

香港

医療バウチャー利用、大湾区に拡大

香港の高齢者が中国本土で治療を受ける際の選択肢が増えることとなった。2月20日付香港各紙によると、特区政府医務衛生局は19日、「高齢者医療バウチャー大湾区試行プログラム」の拡大内容を発表し、今年第3四半期から本土の総合病院5施設と歯科医療機関2施設が試行対象となる。対象範囲は初めて深セン市から拡大し、東莞、広州などをカバーする。香港以外の資本による本土の三次医療機関や歯科専門医療機関がこのプログラムに参加するのは初めてとなる。医務衛生局の盧寵茂・局長は「大湾区の中核地域を完全にカバー」を達成したいと述べ、計画の「本来の目的」は大湾区で老後を送る高齢者と香港に住む高齢者に「利便性と選択肢」を提供することであると強調した。

今回のパイロットプログラムに含まれる総合病院は、広州中山大学第一付属病院、中山大学南沙キャンパス第一付属病院、中山市陳星海中西医学病院、東莞東華病院、深セン新風和睦家病院。歯科医療機関は、深セン愛康健口腔病院と深セン紫荊口腔クリニック/深セン朱勝吉口腔クリニックの 2カ所だが、総合病院5カ所でも歯科診療を行っている。医務衛生局も職員の研修や資金繰り、コンピューターシステムの接続などの準備を進めており、今年第3四半期にはサービスを開始したいと考えている。

参考文献:香港ポスト

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