2023/10/11
北環状本線、錦上路―古洞間12分
特区政府は10月6日、MTRの屯馬線と東部線を結ぶ北環状線本線に関する鉄道計画案を官報に掲載した。7日付香港各紙によると、鉄道条例に基づき市民は6日から12月5日まで関連鉄道計画案に異議を申し立てることができる。また補償請求権を有する者は、条例の定めるところにより補償を請求することができる。 提案されている北環状線の本線は、屯馬線の既存の錦上路駅と計画されている東部線古洞駅の間に約10.7キロメートルの鉄道を建設し、凹頭、牛潭尾、新田に鉄道駅を3つ増設する。プロジェクトは2034年に完了する予定だ。
政府報道官は、北環状線は北部都会区の主要な交通基幹として、東部線と屯馬線をつなぎ新界と九龍市街地を結ぶ環状鉄道を形成することになると述べた。既存の鉄道網を結び、古洞北新開発区と新田科技城へのサービスを提供し、凹頭、牛潭尾、新田の土地の潜在的な発展もたらす。 現在、道路交通機関を利用した場合、錦上路駅と古洞駅間の移動時間はピーク時に約60~80分かかるが、北環状線本線の開通後は約12分に大幅に短縮されることが見込まれる。