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2019/10/16

フィリピン

Grabなど配車サービスの新ルール 10月12日から導入へ

Grabなど配車サービス(e-hailing services)のドライバーにPSV免許(旅客自動車免許、Public Service Vehicle licence)の取得を義務付ける新しいルールが10月12日からスタートする。

Grabドライバーのうち免許取得済みは4割、2割は脱落
  
この新ルールは、もともとは7月12日から導入されるはずだったが、PSV免許を取得できていないドライバーが多かったため、混乱を回避するために3か月間延期された。
 
Grabによると、Grabドライバーのうち少なくとも15万人がPSV免許を取得することを目指してさまざまな策を講じてきたが、10月9日の時点で免許を取得できたのは41%のみだとしている。
  
Grabドライバーのうち、22%はドライバーを辞め、13%は免許取得のためのトレーニングを受けている段階、17%は試験の順番待ち、7%は試験に合格して免許の発行を待っている段階だという。
  
ドライバー不足から予約にかかる時間、待ち時間が長くなる可能性大
  
Grabは、アプリやウェブ上で、Grabの利用者に対して以下のように呼び掛けている。
 
・時間に余裕をもって車を予約する
・車の到着まで時間がかかりそうでもキャンセルしない
・車が到着したらすぐに乗車できるように準備しておく
・ピーク時(午前7~9時、午後5~8時)の乗車はなるべく避ける
    
さらに混乱を呼んでいる追加ルール
  
そこに、さらに混乱を招いたのが、新ルール施行直前に追加された2つのルールだ。
 
そのルールとは、配車許可書(EVP)の所持と、車両コードを私用車から、配車サービス用車両を意味するAHに書き換えを義務付けるというもの。
  
これに対し、Grabなど配車サービス企業やドライバーの団体から抗議の声が上がり、現在、2つのルールの見直しが進められている。
   
Grabは乗車料金については言及していないが、料金上昇の可能性もあるとみられる。
  
配車サービスの利用者は、複数の配車サービスを利用できるようにしておくなど、準備をしておいた方がよさそうだ。
参考文献:DIGIMA

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