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「 シンガポール 」 一覧

2019/07/01

シンガポール

5Gモバイル通信でアプリ開発を後押し、デジタル化では船荷証券も対象に

イスワラン通信情報相は6月27日、技術革新に関するシンポジウムで、第5世代(5G)モバイル通信で、シンガポールはシステムとネットワーク整備だけに満足せず、アプリケーション開発を重視すると表明した。このため来年用の支出として4,000万Sドル(約31億8,560万円)の予算を計上する。船荷証券のデジタル化も発表した。 イスワラン氏は、5Gアプリケーションの潜在性は大きく、海外に売り込むことができるとし、海事、都市での移動手段、製造、消費者などの分野のアプリケーションを開発する。情報通信・メディア開発庁(IMDA)が5G試験施設をワン・ノースに開設し、民間企業に開放する。   政府が関わる5G技術の試験運用の実施業者には、政府系シンガポール・テレコム(シングテル)と、政府系ケッペルの子会社となったモバイルワン(M1)が指名された。シンガポール港湾庁(PSA)とともにクレーンなど港湾機器の遠隔操作、自動化車両の走行指示に5G技術を試験する。   イスワラン氏はデジタル化推進について、不動産取引、船荷証券も電子化すると発表した。船荷証券は、船会社が輸出者から受け取った貨物と引き換えに発行する有 続きを読む

2019/06/24

シンガポール

平均寿命でシンガポール、日本を抜き世界1位に

シンガポール保健省と米ワシントン大学付属健康測定・評価研究所(IHME)が共同で行った、2017年を対象にした世界各国の平均寿命調査で、シンガポールが84.8歳(男女の平均)と、常に1位の座にあった日本を上回った。生涯のうち健康な状態で過ごす年月も74.2年とシンガポールが最長だった。しかし不健康な状態で過ごす年月も増加している。   2017年に生まれたシンガポール人が見込める寿命は、男性がスイスの82.12歳に次ぐ81.94歳、女性が最長の87.55歳。健康な状態で過ごす年月は、男性が72.58歳、女性が75.81歳で、不健康な状態で過ごす年月は男女の平均で10.6年。1990年生まれのシンガポール人が不健康な状態で過ごす年月は9年とやや短い。   1990年以降、特に増加している心身障害は、聴力、視力の低下、痴呆や筋骨格系疾患などの神経疾患で、全て老化が関係している。   シンガポール国立大学(NUS)公衆衛生学院のチア・キーセン教授は「多くの人にとり、障害、疾患が良好な生活の妨げになることはない」と指摘。慢性病は無自覚のものが多く、病を抱えていても心は健全性を保てると述べた。 続きを読む

2019/06/07

シンガポール

グーグルとの取引停止でファーウェイ端末、中古価格が急落

米政府が中国の通信機器大手ファーウェイ(華為)を貿易に関するブラックリストに載せたことを受け、グーグルがファーウェイとの取引停止を発表したことで、中古のファーウェイ端末価格が急落している。買い手が急減しているためだ。   シンガポール英字紙が取材した、トアパヨ、アンモキオ、ファー・イースト・プラザの携帯端末販売店18店のうち12店では、ファーウェイの中古端末を引き続き購入しているが、買い取り提示価格を以前より200~300Sドル(約16,000~24,000円)引き下げたという。ファーウェイ端末でグーグルのサービスが利用できなくなるとの懸念から、購入者が激減しているためだ。   オーチャード・エクスチェンジにある店の経営者によれば、以前は1日平均20台のファーウェイ端末が売れたが、今は2~3台がせいぜいだという。   既に販売された端末ではアンドロイドOSの更新やGmailの利用は引き続き可能だが、今後リリースされる端末ではユーチューブを含めグーグルサービスが利用できなくなる。   最近ファーウェイ端末を購入した人の間では返却、払い戻しを求める動きが出ると予想される。割賦販売のコーツは 続きを読む

2019/06/05

シンガポール

プラスチックストロー、7月から270の飲食店で提供取りやめ

シンガポールで31社が経営する270の飲食店で、7月からプラスチックストローの提供をやめる。世界自然保護基金(WWF)の主導になるキャンペーンで、客から要望があった場合、あるいは医療上の理由がある場合にはプラスチックストローを出す。   プラスチックストロー中止運動に参加するのは、フェアモント、ラッフルズなどアコー・グループのホテル内レストラン、バー、シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリ、ジュロン・バードパーク内の飲食施設、パスタマニア、チキン専門店のナンドス、スパ・エスプリ・グループの店舗など。   WWFは「プラスチック・アクション(Pact)」の名称でキャンペーンを行っており、シンガポール環境庁が支援している。WWFは世界最大規模の自然環境保護団体。シンガポールでは毎日推定220万本のストローが消費されている。アコーホテルズでは紙、パスタ、サトウキビ、米を原料とするストローを採用している。   プラスチックの微細破片が海洋に流れ込み、3匹に1匹の割合で魚の内臓に発見されている。プラスチック対策で進んでいるのはアフリカで、34カ国がレジ袋の生産、輸入、販売を禁止してい 続きを読む

2019/05/27

シンガポール

電力自由化、参入した電力業者のうち5社が撤退

電力市場の自由化で多数の電力小売業者が参入したが、既に5社が経営不振でサービスを停止した。業界関係者は、将来的に再編は必然とみている。   電力供給市場から撤退したのは、レッド・ドット・パワー、エナジー・サプライ・ソリューションズ、スマートシティー・エナジー、チャリス・エレクトリックおよびサン・シティー。   電力自由化の第1段階では月間消費量が2,000キロワット時以上の大口消費者が、新規参入の22社から自由に選ぶことを認められた。送電を独占していたSPサービシズのシェアは2年前に30%弱に低下。昨年は26%まで落ち込んだ。電力消費の80%は事業者によるもので、残りが一般家庭。   エネルギー関連の新興企業、エレクトリファイのマーティン・リム最高経営責任者は「極めて小さな市場で多数の電力小売業者が客の取り合いをしており、1~2年以内の再編は不可避」とコメントした。   レッド・ドットと契約したある上場企業は一時、SPサービシズと再び契約せざるを得なかった。今は自ら発電している電力供給会社と契約している。 参考文献:DIGIMA

2019/05/22

シンガポール

鉄道・バスの料金支払い、ビザカードの利用も可能に

陸運庁(LTA)は、クレジットカーを交通カード同様に使える「シンプリー・ゴー」システムを6月6日からビザカードにも適用すると発表した。「シンプリー・ゴー」は4月4日に運用が開始された。利用できるのはマスターカードのクレジットカードで、利用者は増加しており、1日12万回の利用があるという。   交通機関利用者はカードをカード読み取り機にタッチすれば改札を通れる。カードはコンタクトレスのものを使う。携帯端末を利用する場合はアップル・ペイ、フィットビット・ペイ、グーグル・ペイ、サムスン・ペイのいずれかをインストールしておく必要がある。   デビットカードなど銀行カードの所持者がイージーリンクまたはネッツ(NETS)のフラッシュペイ機能を利用する場合、MRTまたはLRT駅に設置してある自動発券機で支払いモードを「銀行カード」に変更すれば、シンプリー・ゴーを利用できる。シンプリー・ゴー方式ではカードへのチャージ(入金)が不要になる。 参考文献:DIGIMA

2019/05/17

シンガポール

高速バスのウィラー、自動運転の運行準備開始

高速バス大手のウィラーは5月14日、シンガポールで自動運転車両の運行に向けた準備を開始すると発表した。先月末に開業した国立公園「ジュロン・レイク・ガーデン」で6月中旬から実証実験を行い、商用化を目指す。   事業の開始に向け、現地子会社のウィラーズが、三井物産傘下の現地カーシェアリング最大手カークラブ、政府系シンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリング(STEL)と3社でコンソーシアム(企業連合)を設立した。ウィラーズが事業を構築し、カークラブが運行を担当。STELが自動運転制御技術の提供と車両の保守整備を行う。   実証実験では、15人乗りの電動車両を公園内の2.5キロメートルのコースで運行。車両の乗客やほかの来園者らの自動運転に対する受容度、潜在ニーズを把握するほか、サービスの改善点などを検証する。車両は最高時速25キロメートルで走行し、乗客はアプリを利用して乗降できる。   同公園外のシンガポール国内2カ所でも、年内に実証実験を始める予定。また、ウィラーズは日本での実証実験の実施に向け、関係各所と調整を進める。 参考文献:DIGIMA

2019/05/10

シンガポール

バーチャル銀行免許、交付に向け金融庁が検討開始

シンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)は5月7日、支店がなく、窓口係もいない、インターネットや電話などあらゆる通信手段を利用し、年中無休で仮想空間の中で銀行サービスを提供する「バーチャル銀行」の免許交付を検討していると明らかにした。   広報担当者は「テクノロジー業者や銀行以外の企業もデジタル面の進展は目覚ましく、顧客に価値をもたらしてきた。バーチャル銀行がどのような価値を銀行界にもたらせるか、またリスク管理の方法を探るため、利害関係者と協議を重ねている」と語った。   銀行最大手DBSのピユシュ・グプタ最高経営責任者(CEO)が外国通信との会見で、香港同様、シンガポール当局はバーチャル銀行免許を交付する可能性があると発言したのを受けたもの。   グプタ氏は、現実の銀行もデジタル能力を高めているためバーチャル銀行が許可されても大きな影響は受けないとの見解だ。OCBC銀行のサミュエル・ツィエンCEOも、同行を含め既存の銀行は技術投資を行い、客の期待に応じるためデジタル能力を構築している、と自信を示した。   グプタ氏によれば、バーチャル銀行は業務効率が高く、100Sドル(約8,107 続きを読む

2019/05/08

シンガポール

シンガポール:スタートアップへの出資が増加、昨年は353件

スタートアップへの出資が増加している。貿易推進機関のエンタープライズ・シンガポール(ESG)によると、昨年のスタートアップ出資案件は353件、105億米ドル(約1兆1,710億円)で、2012年の160件、8億米ドル(約892億2,400万円)を大きく上回った。昨年の統計には配車サービスのグラブに対する進行中の出資案件(20億米ドル;2,231億円)が含まれる。ほかに額が多い出資では、アルケミー・フードテク(250万Sドル;2億462万円)、フライアータック(363万米ドル;4億485万円)がある。   ESGはシンガポール金融管理庁(MAS)と協力して、シンガポール発のスタートアップと国際投資家を結びつける活動を増やす。その一環として4月26日開始されたのがスリングショット国際版で、内外100のスタートアップが投資家、企業ファンド、ベンチャーキャピタル業の50社を相手にアイデアを売り込んだ。   既存のスタートアップ支援プログラムも充実させる。初めて起業に乗り出す者を指導し、種となる資金を提供するメンター制度のメンターとして17社を加えた。これでメンター数は45になり、年間200社の 続きを読む

2019/04/17

シンガポール

シンガポール:チャンギ空港の新施設ジュエル、内覧会を開始

チャンギ空港第1ターミナルに隣接して建設された10階建て商業施設「ジュエル・チャンギ・エアポート」の内覧会が11日、開始された。内覧会に申し込んだ住民向けの開放で、16日までに50万人が訪れる見通しだ。開業式は17日に行われる。 チャンギ・エアポート・グループ(CAG)と不動産開発大手の政府系キャピタランドの合弁事業で、延べ床面積は13万5,700平方メートル。280に及ぶ小売店、飲食施設が入居しており、26航空のチェックインカウンターも整備した。第2と第3ターミナルとはエアコン付き輸送システムで結ばれている。 空港利用客(昨年実績で6,560万人)の3分の1を占める乗り継ぎ客を特に意識した施設だ。アジアではハブ空港間の旅客呼び込み競争が激しく、香港国際空港でも大型商業施設が建設中だ。 ジュエル利用に際し乗り継ぎ客は一旦、乗り継ぎエリアを出る必要がある。次の便までの間、利用できるホテルのヨーテルエアが開業する。 ジュエルの見どころの1つは高さ40メートルの室内人工滝、5フロアに及ぶ庭園で、庭園には外国産を含む2,000本の木とヤシ、10万本の低木を植えた。豪州、中国、米国などから集めた 続きを読む