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2019/01/14

中国

2019年の中国車の新車販売が低迷の予測 国内最大手の吉利汽車も苦戦

中国の2018年の新車販売は米中貿易戦や内需低迷の影響で不振だった。国産自動車最大手の吉利汽車は昨年12月の新車販売が前年同月比で44%急減した。業界関係者は自動車販売の不振は2019年も続くと予測する。

 
中国国内紙・華爾街見聞8日付によると、吉利汽車は7日、昨年1年間の販売状況を公開した。
 
同社によれば、昨年12月グループ全体の中国市場での販売台数は8万6298台、前年同月比で44%減った。昨年1年間の総販売台数は150万838台、前年比では約20%増となったが、2018年販売目標である158万台には届かなかった。
 
また、同グループが2018年12月の総販売台数(グループが50%株式を保有する合資企業が販売するブランド、リンク・アンド・コーの販売台数を含む)は9万3,333台で、前年同月比39%減で、前月比で34%減となった。
 
同社は、中国自動車市場の不確実性が拡大しているとして、2019年の販売台数目標を151万台に引き下げた。
 
この影響で8日の香港株式市場で吉利汽車の株価が急落し、終値は前日比11%安の1株=10.22香港ドルを付けた。
 
米金融大手モルガンスタンレーは3日、中国の内需縮小で今後中国自動車メーカーの売上げが低減すると予測し、吉利汽車の株価評価をこれまでの「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に下方修正した。これを受けて、吉利汽車の株価は3日にも、同8%安と大幅に下落した。
 
新車販売の低迷などの影響で、吉利汽車の株価は昨年1年間で49%下落した。また、2017年11月22日付けた最高水準の1株=29.15香港ドルから約60%急落した。
 
吉利汽車は近年、積極的に海外自動車企業を買収している。2010年スウェーデン自動車メーカーのボルボ・カーズを買収し、英ロンドンタクシーを製造するロンドンタクシーインターナショナル(LIT)の株式を保有した。昨年2月ドイツ高級車メルセデス・ベンツの親会社ダイムラーの株式9.69%を所有し、同社の筆頭株主となった。ダイムラーの株価は独フランクフルト株式市場で、吉利汽車が株式取得以降、約30.5%下落した。

参考文献:DIGIMA

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